ドイツでフリーランスビザを取得する手順をご存知ですか?
いざ調べてみても、このような壁にぶち当たると思います。
- 英語ばかりで記事が出てこない…
- 記事はあるけどわかりにくい…
この記事では、フリーランスビザの申請の流れをまとめています。
フリーランスビザについて

フリーランスビザ(別名:ノマドビザ)とは?
フリーランスビザ(ドイツ語:Freiberufler Visa)は、ドイツで自営業やフリーランス活動をしたい外国人に発行されるビザの一種です。別名「ノマドビザ」と呼ばれることもあります。
医師、翻訳家、コンサルタントなど、特定の専門知識や技能を持つフリーランスがこれに該当します。
ドイツでフリーランスビザを取得するには、いくつかの要件を満たす必要があります。一般的な要件には以下のようなものがあります:
- 専門知識または特定のスキルを持っていること
- 独立して働ける資格や経験を持っていること
- 銀行口座や所得証明などの書類を準備できること
- 保険に加入していること
これらの要件を満たしている場合、ドイツの移民局に申請することでフリーランスビザを取得できます。
ビザ申請が下りやすくなるため方法
ベルリンはビザが下りやすい?
事実かどうかはわかりませんが、ベルリンだとフリーランスビザが発行されやすいとの噂を聞いたことがあります。
ドイツ語が不要とも言われるグローバルな都市かつ、スタートアップが盛んだと言われているので、納得できます。
住所があるとビザが下りやすい
ドイツ国外からの申請も可能のようですが、ドイツ国内に住所があると、申請は下りやすいようです。
ビザ申請に必要な書類の中に住民登録証明書もあるので、これは間違いないかと思います。
なので、ワーキングホリデービザや学生ビザなどで3ヶ月以上ドイツへ滞在し、住民登録まずは住民登録すると良いです。
申請の流れ
提出書類の準備

準備する書類一覧
- パスポート
- 証明写真
- 滞在許可申請書
- 資金計画書
- 3年分の収益予測
- 協業意向書または契約書を2通
- 履歴書とカバーレター
- 健康保険の契約書
- 住民登録書
- 賃貸契約書
- 銀行残高証明
- 手数料(100ユーロ)
- その他、申請が下りやすくなるための資料
① パスポート
面接官がパスポートのコピーを取ります。
お持ちのパスポートを持って行きましょう。
② 証明写真
フリーランスビザに掲載される写真です。
日本と同様、どこでもある証明写真機で撮影します。
僕は最寄駅内の証明写真機で撮影しました。
③ 滞在許可申請書
ビザを申請する上で、必要な書類です。
ドイツの各市町村の公式サイトからダウンロードします。
ドイツ語での記載を推薦しますが、英語でも大丈夫です。
書き方は以下の通りです。
※僕の場合はWEBディレクターとして活動していたので、その内容を記載しています。
申請書:1ページ目

申請書:2ページ目

申請書:3ページ目

申請書:4ページ目

※ベルリンで申請する場合、テンプレートファイルのダウンロードはこちら
④ 資金計画書
あくまでも計画書なので、自分の理想で良いです。
サンプルの資料では仮の数字を記入しています。
※サンプル

※ベルリンで申請する場合、テンプレートファイルのダウンロードはこちら
⑤ 3年分の収益予測
④資金計画書と似た資料になります。
※ベルリンで申請する場合、テンプレートファイルのダウンロードはこちら
⑥ 協業意向書または契約書
一番準備が大変な資料です。
協業意向書や契約書は、ドイツで仕事できる状態であることを証明する資料です。
ドイツ在住の方との意向書、または契約書が2つ以上必要になります。
もし日本企業との契約書を持っているの場合は、上記に加えて翻訳したものを持参しても良いです。
サンプル

※サンプルのダウンロードはこちら
契約している会社がない場合は、以下の方法で準備することもできます。
- ドイツ在住の知人に協力してもらい、スタートアップを始めるていで意向書を作る
- ビザ申請を手伝うFacebookグループなどで応募をかける
これはあくまでも最終手段としてください。
⑦ 履歴書とカバーレター
ドイツで仕事があることを証明するために提出する資料です。
ドイツ在住の方との意向書、または契約書が2つ以上必要になります。
もし日本企業との契約書をお持ちの場合は、上記に加えて翻訳したものを持参しても良いです。
サンプル

※サンプルのダウンロードはこちら
⑧ 健康保険の契約書
健康保険の契約書を提出する必要があります。
ドイツでフリーランスとして滞在する場合は、国民健康保険(Gesetzliche Krankenversicherung)に加入する必要があります。ドイツでは、健康保険は法律で義務付けられており、公的な健康保険に加入しています。
ビザ申請時は民間健康保険でも問題ありません。
しかし、どちらにしろ国民健康保険に加入する必要があるので、あらかじめ入っておくと良いです。
⑨ 住民登録証
ドイツの住所に正式に登録されていることを証明するものです。
賃貸を借りる際に、大家からもらいます。
ビザ申請だけでなく、住民登録の際にも必要な書類になるので、必ずもらう資料になります。
⑩ 賃貸契約書
ドイツで賃貸契約の際に交わす契約書です。
「⑨住民登録書」があれば、こちらの書類は不要かもしれません。
⑪ 銀行残高証明
銀行の残高証明書を提示します。
利用している銀行を訪れるか、オンラインバンキングにログインし、銀行が提示する手順に従って発行してください。
ドイツの銀行はもちろん、日本の銀行の銀行残高証明書も提出すると良いです。
面接官は日本語が読めないので、印刷した銀行残高証明書に翻訳も記載しましょう。(手書きでOKです。)
⑫ その他、申請が下りやすくなるためなるための資料
その他、以下の資料があると良いです。
- 料金契約書
- 専門職許可証
- 卒業証明書など
「ドイツで問題なく働けて、生活もできます。」ということが証明できる資料があれば、なるべく準備しましょう。
ビザ申請の可否や、発行されるビザの期限に影響する可能性があります。
面接準備

資料を印刷する
作成した資料は、ドラッグストアなどで印刷可能です。
スマートフォンにPDFデータを入れて、近くのプリンターがある店舗へ持っていきましょう。
面接を予約する
お住まいの市町村の公式サイトで面接を予約します。
ベルリンで面接を予約する場合は、混雑しているため予約が困難です。
なので申請したい日付の2ヶ月前から予約の準備を始めましょう。
どうしても予約が取れない場合は、毎朝6時〜7頃(ドイツ時間)に確認しましょう。
予約枠が空いていることがあります。
面接

面接官によって厳しさが違う
面接官によって、厳しさが変わるようです。
私の場合、質問内容は簡単なものでした。
採用面接とは違い、何をしていたか、仕事への思いなど聞かれません。
「自分の目の色」「資料の概要(この資料は何か?)」「今の仕事」のような、基本的な質問をされました。
念の為、資料に書いた内容は説明できるように準備すると良いです。
面接終了後、ビザの期限が言い渡され、2年〜5年期限のビザがもらえます。
僕の場合は3年期限のビザをもらえましたが、ベルリンで勤務する美容師さんから聞いた話では、5年のビザがもらえたようです。
これは運によると思います。
ビザ申請後

フリーランスビザが届くのを待つ
申請時に記入した住所にフリーランスビザが届きます。4〜6週間程度で届くことを想定しておくと良いです。
もし2ヶ月以上経過しても届かない場合は、配達員が住所を見つけられず、ビザを移民局へ送り返している可能性があります。
その場合は、こちらから問い合わせるか、移民局からの連絡を待ちましょう。
ビザについて確認する方法
ベルリン市の公式ウェブサイトです。公式サイトなので情報は最も正確ですが、レスポンスが遅く、1, 2週間以上かかる場合があります。
ベルリンに関する情報を提供するウェブサイトです。レスポンスは早く、1, 2日程度で返信がもらえます。
